寒天Q&A




 Q1.煮溶かす場合のお水の目安は?

 A1. 糸寒天…1袋(12g)=水800ml/棒寒天…1本=水500ml が目安です。※やわらかい口当たりに仕上げたいなら水を足して、逆に固めに仕上げたいなら水の量を減らして使用することをお奨めします。
 
 Q2.加える水の温度は?
 A2.寒天は冷えると固まり、温めても元にもどりません。ですから、加える液体をちょっと温めることをお奨めします。
 
 Q3.寒天を煮溶かす温度・固まる温度は?
 A3.90℃前後で溶け、40℃前後で固まります。
 
 Q4.製造中に漂白しているということですが、安全性は問題ないですか?
 A4.寒天の原料となるオゴノリは、さしみのつまにもなる赤い色をした海草です。漂白には水酸化ナトリウム溶液を使用して2週間程度かけて海草の赤い色を抜きます。これを30回以上水洗いして煮詰めたものから寒天成分を抽出してところてんを作った後、乾燥させて寒天をつくります。これは一般的な寒天の製造工程ですので、漂白するのは普通ということです。
 
 Q5.何故包材の原材料の欄に「漂白剤」という表示がないのですか?
 A5.当社が扱う寒天に使用している「漂白剤」は回答A4の通り水酸化ナトリウム溶液を使用して漂白します。しかし、その後数十回の水洗いや煮詰め作業、ろ過工程を経て製造された寒天自体には殆ど残留しないため、表示を免除されています。(このことを「加工助剤」と言います。)
 
 Q6.寒天を摂るときに注意点はありますか?
 A6.寒天は、固まる時に約100倍の水分を吸収して固まる性質があります。溶かしたままの寒天液を直接摂取しすぎると、体内の水分まで吸着する危険性があるので、お茶や汁ものなどに入れて溶かした寒天を使用される方は御注意ください。

 

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